電磁撹拌作業原理
「撹拌」はアルミニウム精錬過程の中で一つの重要な工芸技術です。十分に撹拌したか否かは直接にアルミ製品の品質を決める。撹拌方式は人工撹拌、ガス撹拌、機械撹拌、電磁撹拌などがある。その中の電磁撹拌は攪拌十分、操作簡単で次第に普及されてきた。
感応式電磁撹拌装置は電磁感応原理で磁場を生成して、アルミニウム溶液が法則のある運動を行うことに作用する装置である。進行波磁場の方向と強度を変えることにより、溶液の攪拌方向及び攪拌強度を調節することができる。
溶炉の特徴
溶炉内壁の耐火材料は、イギリス輸入のモルガンブランドの材料で、コンクリート作業方式のように鋳造されている。普通の耐火レンガ式の積み上げではない。
その主な優勢優勢
1 .熱伝導が速く、炉内温度を均一化させるスピードは速い。
2 .耐火材の灰化による鋳棒の品質汚れを減らす。
3 .表面の隙間が小さいため、アルミニウム合金は接着しない、殘りはない、洗い易い。故に、異なるアルミニウム合金の鋳造する時、ほとんど汚染しない。
溶炉+電磁撹拌 主な優勢
1 .炉内の異なる位置の等温性が上げる。通常、溶炉上層部と下層部の温度差が30℃- 50℃であるが、電磁撹拌後の温度差は5℃-10℃の間になる。
2 .合金元素の分布が均一である
我が社は上海交通大学と協力してアルミニウム液の電磁浄化技術を研究しています。
電磁の浄化は、電磁場の作用を加えて利用することにより介在物の分離を促し、そして、せラミックセパレータの介在物攫みの能力と結合し、微細な介在物を効率的かつ安定的な除去を実現する。また、介在物電磁分離の駆動力は、主に溶体との間の導電性の違いによって異なり、密度、化学成分、状態(固体、液体や気体)などとは別に関係ない。故に、磁気浄化がアルミニウム溶体の中の介在物を除去することには独特な優位性を持っている。これは、アルミニウム溶体の中の酸化物の介在物が表面積より大きいため、形が不規則で、気体を吸着する可能性もあり、一般的に溶体の中に浮遊しやすく、アルミニウム溶体の密度と大きく相違がなく、自然の沈下、浮上や遠心分離方法などで除去し難い。プレート式フィルタ+電磁浄化を使用した後には、介在物の含量がさらに低下し、特に10μm未満の夾雑数が顕著に減少している
電磁浄化前後の金相統計結果
鋳造過程においては、放流5分間後に、約160kwのパワーで、それぞれ電磁浄化流溝の前後に第1組の対照サンプルをとり、それぞれ前1、後1と標記する。放流30分後に、約80 kwのパワーで、それぞれ電磁浄化流溝の前後に第2組の対照サンプルをとり、それぞれ前2、後2と標記する。非金属介在物の平均面積分数、数量、サイズ分布を画像分析ソフト統計することで、結果は下記の通りです。